BCL用にIC-7300を買った話し

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BCLラジオにアイコムのIC-7300を買った
久しぶりに高価なオモチャを買った気がする

中波・短波でAM放送をいい音で聴けるラジオを探していてIC-7300にたどり着いた
ネットでの記事ではIC-7851がAMの受信音がとてもいいらしいが流石に高額すぎる
それで無理をすれば買えそうなIC-7300にしてみた
ただし、AM用のフィルターとしては帯域が最大9KHzのため欲を言えば20KHz、せめて15KHzが欲しいけど仕方ない
IC-7300は本来通信機なので活かすも殺すもアンテナしだい
ラジオは買ったがアンテナが無い

とりあえず、室内に数メートルの電線を転がしてアンテナ代わりに使ってみた
この状態で実際にラジオとして使ってみると、受信できるのはローカル局の3局のみ
広島市内だとNHKの第1(1071KHz)と第2(702KHz)は信号強度が強くていいのだが、RCC(1350KHz)はちょっと電波が弱い
以前に住んでいた場所は抜群のロケーションだったので常にラジオは快適に聴けていた
そして岩国の米軍基地からの放送(1575KHz)も聴けてたので、それが普通かと思っていた
ここの事務所内では、とにかくRCCは弱いし、岩国放送はかすりもしない。

ここでは信号強度がある程度あって実用性がでるのはNHKの2局だけで
通信機なので一般的なラジオと比べて基本性能は高く感度がいいのは仕様書を見ればわかる
だが、それもアンテナがあっての話し
アンテナのない通信機はただの置物でしかない。

そう言えば最近のこの種の製品には回路図が付属していないみたいで、改造する予定はないけれどアイコムにホームページから問い合わせをすると、その日のうちにメールで送られてきた。

回路図を見ていたら受信用に70メガ帯のBPFが載ってるし、送信は76MHzのLPFになっているので、あれ? これって何に使うんだろう???
よーわからんけど 表示パネルで手動設定したら70メガ帯が表示できるので今更驚いて仕様書を見たら補償対象外だけど70MHz帯の記載があり無線を知らないワシとしては謎のままである。
設計は古いのに以外に高い周波数までダイレクトサンプリング用のチップが対応しているみたいで驚いた。

とりあえず電源は40数年前に作った20Aの安定化電源でなんとかするとして、スピーカーは8センチ口径のを買って、これを入れるのに木の板(材質はMDF)を糊付けしてスピーカーBOXを作ってみた、色も塗ったし雰囲気は出てきた。
スピーカーは何種類か買って聞きやすく、いい感じの音がするのを選んだ、やはり外部スピーカーは必須だと思った。
アンテナは同調形のループアンテナ(直径30センチの円形)も作ったけど期待外れだった、もしかしたらもっと大きなのにすれば良かったのかもしれないが・・・
今は10φ14cmのバーアンテナを外部アンテナとして中波を聴いているが、これがとても感度が良くて気に入ってる。

本日はここまで
そんなこんなで、しばらくIC-7300で遊ぶ記事を書いてみようかと思う。

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