8 月
13
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sambaの設定
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ファイル共有を実現するためにsambaサーバーを使っています
私のはVer3.0.33です、バージョンが違うと設定も少しずつですが違うため、これから同様なことをする人は自分が使うバージョンに合った方法を模索されることをお奨めします
ネットの情報を鵜呑みにしないことです、ご自分が使用するバージョンと異なる場合は期待する結果は得られません。
少なくともsamba3.0.33を快適にお仕事させるには次の記述にご注意ください。
socket options = TCP_NODELAY SO_RCVBUF=8192 SO_SNDBUF=8192
このsocket optionsは確かに昔は当り前のように書いてましたが、これを書くと性能が低下します
socket optionsの記述はしません。
※バッファーサイズを変更しても改善は見込めません
初期値はTCP_NODELAYのみとなっています
それから意外に嵌ったのが
log level = 1 ※3にするとlogを吐きまくり
このlogを録るという行為が足を引っ張ります
log level = 0
syslog = 0
と2つともlogを吐かないようにしておきました。
どうしてもlogを必要とする人は、誰の何についてlogを録りたいのか指定すると少しはマシなようです。
設定の確認には
testparmとタイプすれば良いです、問題点とかお奨めの記述を表示してくれます。
設定した内容がどう反映されているのか現在の状況を知りたければ
testparm -v > test.txt とでもすればtest.txtに情報が書きこまれます。
私が設定した内容を参考に載せておきます
「sambaの設定をするのにswatは正直言ってお奨め出来ません、手動で設定しましょう。」
[global]
workgroup = WORKGROUP
server string = Atom-FS
netbios name = AG-Server
hosts allow = 127. 192.168.1.
dos charset = CP932
unix charset = EUCJP-MS
log level = 0
syslog = 0
security = user
passdb backend = tdbsam
wide links = yes
follow symlinks = no
unix password sync = yes
passwd program = /usr/bin/passwd %u
passwd chat = * %n\n * %n\n *
domain master = yes
guest ok = no
map to guest = Never
local master = yes
os level = 33
preferred master = yes
; wins support = yes ←※これを有効にするとtestparmで不要と言われます
wins server = atom.ag5.jp
load printers = no
disable spoolss = yes
force create mode = 0666 ←※これは0664で充分だと思う
force directory mode = 0777 ←※これは0775で充分だと思う
[share1]
comment = Share1
path = /home2/share1
public = yes
writable = yes
printable = no
force user = agstaff
force group = agstaff
[devel]
comment = devel
path = /home2/devel
valid users = foo1, foo2
browseable = no
writable = yes
printable = no
force user = foo1
force group = foo1
ちょっとだけ補足説明
force user と force group の使用はご自分の好みでどうぞ
この設定で(実際はもっと多数の共有設定を記述していますが一部省略してます)実働テストしないと伝わらないと思いますので簡易な方法ですが計ってみました
504MBのファイルをGbitで接続されている私のWindowsXPパソコンから省エネ・サーバーへコピーしました、かかった時間は12.2秒です。「ウイルスセキュリティソフトはONのままです」
逆算すると41.3MB/secってことになります、ビットに直すと330Mbitですから、一般的に言われているGbitEthernetの最大値に近付いた事となり性能は出しきっていると判断出来ます。
これ以上の性能を出すには極端に高額な予算を必要とすると思われます。
※サーバーと私のパソコンの間は2つのHUBを経由して繋がっています。