7 月
13
|
恐怖
未分類
|
自宅にはオモチャや雑貨が溢れている。商売ができるくらい。
ドクロをモチーフとしたものも多く、なかでも人間や動物の標本で骨格や内臓が取り出せるタイプの雑貨はお気に入りだ。
2007年2月アシェット・コレクションズ・ジャパンから発売された「アーサーが教える体のふしぎ」。毎号骨格(人体)模型のパーツ とマガジンがセットになっていて、ヒトの体を組み立てながら、人体のふしぎについて学ぼうという代物。完成した人体模型の身長は110cmになる。しかも、肺、脳、心臓などの内臓はとりだすことができるときた。
創刊号は190円。2号以降金額が上がっていくのは分かってたけど、10号までだからいいかと思って買い始めたが、5号あたりで様子がおかしいことに気づいた。
骨格パーツが少ない。このペースだと10号じゃ終わらない。
CMでやたらと10号という文字を見聞きしてたから10号で終わると思い込まされていた。1号からのパッケージやマガジンを見直してみると、10号で”完成”とはどこにも書いていない。
やられた・・・
いつ完成するか分からないものを買い続ける余裕はないので、早々と辞めてしまった。
それからしばらくして本屋で38号を見かけたのを最後にアーサーの存在自体を忘れていた。
最近になってふと思い出し、いったい何号まで続いているんだと調べてみたら、2008年8月に終了していた・・・80号で。
エッ? 80号? 総額96000円? 怖っ。
マジか。あぶないあぶない。よかった辞めといて。
これなら、医療現場や学校で使われているクオリティの高い人体模型を買ってもおつりがくる。
最近CMで見た、お城をつくるシリーズ。
立派な城だった。パーツも相当な量だろう。
その城が完成する頃には、自分の城がなくなってるかもしれない。