4 月
28
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今回計画しているのはトランジスタ式ミニワッターPart5 19V版です
ここにオリジナルの記事がありますので詳細はこちらをご一読ください。
http://www.op316.com/tubes/mw/mw-19v-p5.htm 19V版
http://www.op316.com/tubes/mw/mw-15v-p5.htm 15V版
かなり前にペルケさんから半導体セットと抵抗セットを頒布して頂き、そのうち作ろうかなと思い温存しておりました。
一応回路図を載せておきます(アンプ部のみです)
この19V仕様と15V仕様は回路図自体は同じです、今回は19V仕様を作りますけど後日この回路図を基本として10V仕様を作りたいと思っています、つまり±5V仕様のアンプです。
当然そうなるとトランジスタを含めて各定数の変更が必要ですが回路自体は大きな変更は必要無いと思ってます。
諸々考えると都度ユニバーサル基板で作るのは面倒なので専用の基板を用意する事にしました
基板CADを使ったことが無いのでネットで調べてKiCADが良さそうだったのでインストールして使ってみました
手探りで始めましたけど何とかガーバーファイルまで漕ぎ着けたので早速Fusion PCBへオーダーし10日程で受け取れました。
この5月のGW中の工作として計画しているので、連休が始まる前に必要な部品が揃えばいいかなって感じでやってます
写真にある通り基板はモノラルですから2枚使います、
特に小型化するつもりは無いので抵抗は全て寝かせています、信号経路・電流ループなど吟味してパターンを設計しています。
一通り本日の時点で主要部品は揃ったので記念撮影などしてみました
ペルケさんのオリジナルはACアダプタからの単電源を疑似両電源にするようになっていますが、電源は内蔵し両電源を組む予定だったのでこの基板には電源回路は載っていません。
ただし、オーディオ信号は3300μF×2のところまでがループ内となりますから、そこのところまで実装できるようにしています。
電源部は両電源をつくるにしても、どんな回路にするかはその時点では決めていなかったので電源部はユニバーサル基板で作る事とします。
写真には載せていませんけどケースは手持ちので何とかなるように思います、それとヒートシンクはアルミの板から切り出すので、それらは製作を始めたら適時加工をしようと思います。
次回は実装状況を書いてみたいと思います。
話は前後しまくりですが、いまどきこんなアンプを(悪い意味ではなくて)作る人はいるのだろうか
なんとなく旬をとうに過ぎている気がして・・・
追記:このぺるけ式アンプの最新記事はこちらにあります
https://agc.ne.jp/e-craft/?p=30
余談ですが
KiCADは僕の好きな古典的なアナログ高周波回路に適したシンボルやフットプリントがないため以前から気になりつつも使いませんでした、今回のアンプを作るために操作を覚えたら足りないものは比較的簡単に作れるのも分かったので今後の制作が楽しみになりました。