5 月
10
|
WINGONEER TDA7498E 2×160W この中華デジタルアンプのコンデンサを変えてみました。
40年ぶりにオーディオとやらをつつき回しているので、とにかく知識が古いので時代錯誤も甚だしいと思いますが
最近のを調べるのも面倒なので僕の古い知識から買ったのはWIMAのフィルムコンです。
mks-2シリーズでローバス側は63V耐圧 入力側は100V耐圧(63Vが無かったので・・・)
入力側
1μFのコンデンサが4つ使ってありますが実際のカップリングコンは2個です、下の写真でいうと C49とC10です
C12とC11は反転入力側のコンデンサでGNDに落としてあります
ここは4つとも同じものに交換しました、音に影響するのはC49とC10の方なんですけど、もののついでです。
耐圧の関係で少しWIMAのコンデンサが大きいため不細工に取り付けてます。
それからローバスフィルターのコンデンサがどれくらい音に影響するのかは不明ですが、6個だけ交換しました。
片チャンネル分は0.47μF、0.22μF×2ケです
「※データシートのサンプル回路図から判断すると8Ω負荷=047μF、6Ω負荷=0.68μF、4Ω負荷=1μFのようですから、交換される方は自分のスピーカーに合わせるといいかもしれません
インダクターは全ての状態で22μHとなっていますので交換は必要ありませんが
トロイダルコアへの巻きが弱いのでエポキシ等で固めた方が音的には有利だろうと思います。」
元々使ってあったコンデンサもフィルムコンだと思います、構造は積層型のようです
リードピッチは5ミリ仕様だったので、交換用に買ったWIMAのコンデンサも5ミリピッチのを選びました。
WIMAのこのシリーズも積層型だと思います
昔は積層の締まりが悪かったり、経年変化で割れたり、いろいろありましたけど最近はどうなんでしょ???
オリジナルの基板からそれぞれのコンデンサを取り外したのがコレです
取り外したコンデンサはコレです
WIMAのmks-2を取り付けた状態です。
部品代は送料込みで合計2,600円でした、在庫の都合で2店から買ったので送料だけで合計480円かかりました。
アンプ自体が約2,700円だったので複雑な心境です。
今回は、先にも書いた通り、他にもっと適したコンデンサがあるとは思いますが深追いは避けました
必要以上に執着するなら、最初からメーカー製のまともなのを買った方が気が楽ですからね
さて、試聴ですね
自分で作業したので思い込みが9割程度入っていると思って読み解いてください
低域がボンついてたのが解消されキレが良くなりました
高域の歪みが気にならなくなりました、特に高域が尖った感じだったのですが、それが無くなり柔らかくなった気がします。
ここまでくると電源部を真面目に作りたくなります
PCとの接続に光DACが欲しいとか
とにかく余計な事ばかり気になります。