中華デジアンその後 中華デジアンその後3
5 月 01

令和初日 みなさま いかがお過ごしでしょうか
僕は、昨日までは改元に伴うシステムプログラムの変更作業を行っていました
リモートで客先のサーバーに変更後のプログラムを転送するので座ったままの作業で無事完了しました。

本日からは、連休明けの納品準備をのんびりとしています
合間に、気になってたというか、平成最後の日にやり残していた中華デジタルアンプを少しアレンジしてみました。

予定していた基板に実装されているRCAプラグとVR(50KΩ)を取り外しました。
こんな感じになります、すっきりしましたね

要らない部品を外したところです

要らない部品を外したところです

この中華アンプですが以前に書いたかな?
 正式名称は WINGONEER TDA7498E 2×160W でアマゾンで売っています

でっ、いらない部品を外して仮組したところ、あのノイズ(これもホワイトノイズっていうのかなぁ?)が激減し、誘導性ノイズも無くなりました。
ただし、最終的には何かしらの入力機器と接続しますから、それの影響でノイズは出ます(このデジタルアンプの場合)

端子類を外したので基板から直接シールドケーブルを使って板に取り付けたRCA端子まで配線します

入力に何もつながずオープンのまま電源を入れても静かです、ノイズはスピーカーに耳を近づけてようやく微かに聞こえる程度となりました。

TDA7498Eデジタルアンプ

TDA7498Eデジタルアンプ

こんな感じです、基板からRCA端子の途中にトーキンのフェライトコアを入れてます
この辺りが、一番ノイズが低下しました。

それと、入力にケーブルをつなぐとノイズが増えます
これについては決定的解決策が思いつかないため止むを得ずRCA端子の裏側に抵抗で簡易なATTを組みました
※意地でもVRを付けたくないものですから・・・
これで、なんとか実用に耐える中華デジタルアンプになった気がします。

スピーカーの件ですが
ツイーターのクロスオーバー周波数を変更して違和感が無い状況になりました

6B4G真空管アンプで丁度いい感じの6KHzからの変更です
一応、4KHz・5KHz・6KHz・7KHzと真空管アンプの時にテストして6KHzに落ち着いていたのですが
今回のアンプでは最終的に10KHzの設定で落ち着いてます
LCで構成しているので10KHz:12dB/oct仕様です

どうにも使う気にならなかった中華デジタルアンプでしたが
手持ちの廃材を活用して、いい感じになりました
税込2,700円程度のオモチャでこんなに遊べるとは思いませんでした。

僕には板切れに組んだ不細工なコレが可愛く思えます
あえて このアホ丸だしなところが気に入ってます。

boss

written by boss