10 月
17
|
今回はWindows7での事例です
VISTAやW8も似たような事だと思いますので
ビジネス用途として普及度の高いWindows7での作業内容を書いておこうと思います。
バックアップと復元はコントロールパネルの中にあります。
切っ掛けはHDDからSSDに入替えようと思い
システム全体を移し替えればOKという安易な気持ちでスタートしました。
バックアップと復元を起動して
「システムイメージの作成」と「システム修復ディスクの作成」を行います。
システムイメージはUSB接続した外付けHDDに行いました
※この場合NTFSでフォーマットしておく必要があります。(ネット越しに保存する場合は、この限りではありません)
ハマりましたね ハマりまくったです
どのPCで同様にシステムイメージを作成しても復元することはできなかったからです
システムイメージの保存先も外付けのHDD、LAN接続のNAS、DVDとあれこれしました
3台のPCでテストしましたけど全滅でした。
なんでこんな使えないモノを搭載しているんだろうって思いました
数日間いろいろな組み合わせをした結果ようやく答えが出ました。
元々のディスク容量よりも少ない容量のディスクへは復元できないことが判明しました
320GBのHDDから256GBのSSDに改装するつもりでしたがダメってことで ガッカリ
いやー 呆れちゃいました
例えば元々のディスクが500GBとして、次に1TBのを用意したとすると
確かに復元は可能ですが500GBほど未使用領域として復元されます
ここも呆れた理由の1つです。
この未使用領域はフォーマットして別のドライブ番号を付けてもいいのですが
1ドライブで使いたいので以下の作業をしておきます。
コントロールパネル → 管理ツール → コンピューターの管理 →ディスクの管理
そうすると右側に表示される(C:)でマウスの右クリックをするとボリュームの拡張というのがありますので、それで1ドライブとして設定することができます。
どっちにしても全く復元できないよりはマシですけど
これってどうなんでしょうね
それと復元時に注意することがあります
システムイメージの保存先にDVDを選んだ場合
1枚で完了すれば問題にはならないと思いますが、普通は2枚以上になると思われます
その場合、復元時に最初に読み取らせるディスクは最後のディスクです
つまりDVD3枚にシステムイメージを保存したのなら
3枚目のディスクを先に読ませないとシステムイメージの情報として認識してくれません。
今回の件、はっきり言ってとっても疲れました。
データのバックアップは簡単ですけど
システムを含めてソフト類はライセンス認証の問題も付きまとうため
起動ディスクの交換は時代と共に益々面倒な作業だと感じました。
最終的には、OS標準で用意されている機能では
何かと融通が利かないことが多いため
市販のディスクコピーソフトを買った方が確実で早いですね。
こんな経験が今まで無い方のために書き足しておきますが
ディスク自体、或いはシステム系の不具合が発生してからではバックアップを作れないことが普通なので日頃から何らかの対策をされることをお奨め致します。