3 月 30

PHANTOM 4 PRO(P4P)のプロペラ マウンティング プレートを交換しました。

前回のフライト時にはいつもと違う事が2件発生

1つはCrystalSkyの5.5インチの方がフライト中にフリーズして表示できなくった事

もう1つはフライト前にプロペラを取り付けるのですが、4つの内1つだけ妙にガタつきが大きい事

故障したCrystalSkyの方は、送信機での操作は問題なくできるので故障後も慌てずP4Pを着陸させて、CrystalSky7.85インチへ交換して再びフライト・・・
5.5インチの方は、ただの誤動作だと思うのですが再発すると面倒くさいのでその日は7.85インチの方を使ってフライトすることにしました。

それより気になるのはプロペラの取付のガタです
本日もガタのあるままフライトさせましたが放置すると事故の元なので部品交換をすることにしました。

P4Pのモーター部に付いてるプロペラ マウンティング プレートは見た感じ問題無さそうなんですけど(老眼だからね)、ルーペで見たら僅かに部品が痩せているのが解りました
その痩せた面はかなりストレスがかかると思いますから消耗品と考えるべきなのでしょう
もちろんプロペラ側も痩せていると思われます
痩せてると言うのか、すり減っていると言うべきか・・・ どっちでもいいけど

とにかくプロペラ マウンティング プレートとプロペラは全交換しました。

分りにくいと思いますが下記のが、痩せたプロペラ マウンティング プレートです。

P4Pのすり減ったプロペラ マウンティング プレート

P4Pのすり減ったプロペラ マウンティング プレート


(クリックで拡大表示します)

予備と交換したのが下記の画像です

P4Pのプロペラ マウンティング プレート

P4Pのプロペラ マウンティング プレート


(クリックで拡大表示します)

ほんとに僅かな事ですけど、交換したらガタつきは無くなりました。
一旦ガタつきが出始めると益々ひどくなりますからフライト前後の点検は大事ですね。

boss

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3 月 23

廿日市のマリーナ

廿日市のマリーナ


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boss

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3 月 21

JC-303 Bluetooth 5.0 改ということで、今回も完成したつもりだったのに手を付けてしまいました。

ケースに入れてしばらく聴いていると、何かしらしっくりこない違和感があり
もう少し追い込んでみる事にしました。

JC-303 Bluetoothユニットを調べる必要がありますね

もう一度PCM5102Aのデータシートを読むとDAC出力のインピーダンスは1kΩ以上で推奨は10kΩとなっています
僕は1kΩが標準だと勘違いしていました。
実際に出力インピーダンスを負荷のON-OFF方で測ってみましたところ19Ω(計測誤差ありますから大体です)でした
そして、基板に実装されている部品と配線を調べるとPCM5102Aの出力に20Ωの抵抗が入っているのを確認しました
ここの辺りを回路図にしたのが下記のモノです。

pcm5102aの出力周りの回路

pcm5102aの出力周りの回路

データシートにあるアプリケーションノートでは、ここの処理について470Ωと2200pFによるLPFが記載されています
この組合せだと計算上は約150KHzからとなり、無いよりはマシですがノイズが盛大に載った出力となるはずです
だけど僕が買ったJC-303 Bluetooth 5.0 にはそのLPFすら載っていませんでした
「まっ 仮に乗っていても今回のLPFを追加してますけどね」
それで僕は4.7mHと3300pFで40KHzを狙ったLPFとしました。
手持ちに2.7mHと4.7mHしかなかったのと2.7mHは勿体なくて使いたくなかったので・・・

4.7mHと3300pFの状態で特性を測ったら18KHz辺りを中心にピークが出来ていました
しかも、10Hzから20KHzの範囲で調べていくと、ガタガタです、デシベルで言うとたいしたことは無いのですがフラットとは言い難い特性でした。
「因みにLPFを付けない状態ではノイズだらけで使い物になりません」

そのたこのLPFに抵抗を入れてピークを取り除く努力をしてみました
何種類か抵抗を用意して取替ながら計測しましたが、最終的には固定抵抗の代わりにVRを使って最適値を探したら1.5kΩあたりが収まりが良いようでした
これだと10Hzから19KHzまでほぼフラットです
19.3KHzから上は急激に減衰しはじめて20KHzでは-3.8dB減衰しています。

最終的には1.5kΩの抵抗を追加して使っています。
これを回路図で表すと下記のようになります。

LCのLPFに抵抗を追加した

LCのLPFに抵抗を追加した


手書きで汚いから読み辛いね、その抵抗は15kΩじゃなくて 1.5kΩです。

測定の仕方は信号発振器としてPCにWaveGeneを入れてBluetooth経由で送り出し、JC-303 Bluetooth 5.0 オーディオモジュールの出力に追加したLPFの出口を計測しました。
念のため負荷には47kΩの抵抗を付けた状態で測っています。

※WaveGeneは有名らしいですが初めての方はこちらからDLできます

前回よりは改良されたと思います
カタログスペック重視の人には理解できないと思います、LPFを追加して帯域を意図的に狭くしているわけですからね

有名一流シェフの料理だから旨いんじゃなくて、自分の口に合った料理が旨いと感じる・・・

長時間聴いていても耳疲れしないので今度こそ完了。

★追記
そういえば外部アンテナを付けてみたけど感度が悪いみたいな書込みを読んだことがあります

今回、小さい金属ケースに入れてます、それで外部アンテナ端子を付けてアンテナも付けてます
ところがケースの蓋をすると感度が低下して電波が途切れる現象が発生しました、もちろん外部アンテナを付けてる状態でそうなります。

前回も書きましたが、このユニットに搭載されているBluetoothユニットから外部アンテナが使えるようにコネクタも配線もされていますから外部アンテナを繋げば感度良好になるはずなのにケースの蓋をすると感度が低下します。

前回に書いたように、もともとアンテナコネクタをケースに取り付けたら、そこで1点アースになると思ったら、基板側でアースは直流的に浮かしてある(コンデンサで基板のアースに落ちてるので高周波的には繋がっているとみなします)構造のため思惑はハズレてケースへのアースはしていませんでした。

この状態でPCM5102Aや周辺のチップ部品を指で触ったりすると音が出なくなります
ふと思ったのが回路から放射されるノイズの影響で見かけの感度が低下すると考えました

でっ オーディオ信号ラインのアース側からケースに1点アースをとりましたところ、基板やチップ部品を触っても途切れなくなりました
もちろん蓋をしても途切れなくなりました
バラックで動作テストしているときには感度が良いと感じていたので金属ケースに組み込んだことで思わぬ経験をしました。

もし、金属ケースに入れてお使いの方で、感度が悪いなとか アンテナがぼろいのかな などを感じたら一度確認し試してみると良いです。
※アースポイントの違いで効果も違ったのでアレコレしてみるといいです。

boss

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3 月 18

Bluetooth受信基板を買ってみた

JC-303 Bluetooth 5.0 オーディオモジュール 受信DACデコーダでamazonで2,050円でした。

JC-303 Bluetooth 5.0 オーディオモジュール

JC-303 Bluetooth 5.0 オーディオモジュール

これを選んだ理由は特にありません、なんとなくってやつでしょうか・・・

BluetoothチップはQualcom QCC3003
DACはPCM5102A
この基板にはレギュレーターが乗っていて(LM2575S)広範囲の電圧に対応できるみたいです
6Vから36Vと書かれていますが何ボルトが適正かは知りません
※基板の電源ソケットの所には12Vと書かれています。
「このJC-303 Bluetooth 5.0には説明書は入っていません」

このユニットの裏側にBluetooth基板が半田付けされています

JC-303 Bluetooth 5.0の裏側

JC-303 Bluetooth 5.0の裏側

6Vからテストして18Vくらいまで動作確認しました
レギュレーターが乗ってるので、何の問題も無く動作します、電源ラインのコンデンサは50V耐圧なので説明通り36Vまでは使えると思います
6Vと低い電圧では電流がけっこう流れます、Bluetooth接続が確立して音を流すと約90mA流れますが
12Vだと40mAくらいだったかなぁ?
たいしたことは無いので、適当に手持ちの電源アダプタ(6Vから36Vの範囲)で使えばいいと思います。

アルミダイキャストのケースに入れてみました、いつものめんどくさい加工の始まりですが、丸穴をあけるだけなのでチャチャっと加工は完了しました。
ダイキャストケースなのでポンチを打ってはいけません、割れちゃうよ。

ダイキャストケース

ダイキャストケース

必要な部品を取り付けたのがコレ

ダイキャストケースに部品を付けた

ダイキャストケースに部品を付けた

JC-303 Bluetooth 5.0のユニットは固定する気は無く、適当に配線の力を借りて止まっている状態にしますが、回路のショート防止にダイキャストケースとJC-303 Bluetooth 5.0の間には透明なプラ板を噛ましてます。

JC-303 Bluetooth 5.0のユニットをケースに入れる前に少しだけ配線等を半田付けしときます

入出力用配線とか抵抗とか

入出力用配線とか抵抗とか

かなり適当に作業を進めているので見た目は気にしていません
抵抗はLPF用です、コンデンサはRCA端子のところへ付けます。
一通り取り付けたら音出しをしてみよう、配線を終えたのがこれです

 JC-303 Bluetooth 5.0とRCフィルター

JC-303 Bluetooth 5.0とRCフィルター


電源スイッチとDCジャックの間に見える黒い部品はトロイダルコアを使ったコモンモードのフィルターを入れてます。

あちゃー 間違ってるぞー
Bluetooth接続して音楽流してるのに音が出ない なんでやねん???
と 思ってよく見たら バカだなぁ あれほど事前に決めて確認していたのに
半田ごて持って作り始めると もー忘れてる 入力と出力が反対じゃん
頭の中では、ケースの後ろ側が出力で前側を入力と決めていたのに、それが反対になっていました。
RCAプラグを前後差し替えて動作するのを確認しました。

僕が買ったJC-303 Bluetooth 5.0のユニットはLPFは乗っていないようなので自前で用意します
PCM5102Aのデータシートで確認すると470Ωと2200PFが記載されていて、amazonの書き込みではLPF付と無しのバージョンがあるようです。
僕の場合は、その定数は気に入らないので1.2KΩと3300PFにしています。

とりあえず、これでPCとかスマホとかから自作のオーディオ機器で音楽を流せるようになりました
以前に作ったトランス式USB-DACもありますが、ケーブルでPCと繋ぐのも面倒なのでBluetooth式も用意してみました。

しばらく聞いてるとRCフィルターよりLCの方がいいかと考え直して4.7mHと3300PFに変更しました
変更ついでに入出力の配線も当初予定した向きに変更しました。

LCのLPF 4.7mH+3300PF

LCのLPF 4.7mH+3300PF


回路図で書くとコレ
RCからLCへ変更

RCからLCへ変更


4.7mHのインダクターは秋月電子で買えます、3300PF(3.3nF)はごく普通のフィルムコン(マイラーコン)です。

聴感上 RCよりLC式のLPFの方がいいと思います もしかするとただのフラシーボか?
ただ、抵抗からインダクターにしたことでクロストークが増えます
事前に確認したら2つのインダクターは可能なら8センチくらい離したいところです
あるいは直角(インダクターのコア軸を中心)に配置するかです、可能なら2センチ以上離して直角に配置するとベストです。
今回はケースのサイズやらRCA端子の位置などの関係で、できるだけ離して90度ズレるよう配置しました。

その他、気になるというのか気付いたことなど・・・
このJC-303 Bluetoothユニットは外部アンテナ用コネクタの外皮側は基板に対して直流的に接続されていません(コンデンサーを介してアースと繋がっています)
最初はケースにアンテナコネクタを取り付けるから、ここで一点アースになると考えてRCAの端子は入出力共にアースから浮かすように加工取付しています
テスターで電圧を測ろうと思った時に、直流的に繋がっていないことに気づきました。
そのため、ケースに対してアースは接続しないままになっています。
それと、このJC-303 Bluetoothユニットは誰とでも簡単に接続を確立します、早いもの勝ちって感じなので電源スイッチは必要ですね。

リレーは状態により切り替わります
1. 電源OFFの時とBluetoothの接続が確立していない時はLineIN-OUTが繋がり直結状態になります。
2. Bluetoothが接続されるとDAC出力がOUTに接続され、LineIN側は切り離されます。
 ※デバイスはJC-AUDIO-BTDACという名前で表示されます

このLineINは並列に20KΩが入っています、邪魔なので取り外そうかと思いましたが、とくに問題ないのでそのままにしています。回路で書くと以下の通りです。

JC-303のリレー回路

JC-303のリレー回路

本当はリレーって嫌いなんだよな
リレーもデータシートで確認したところ接点の可動回数は1000万回とありますが、これは機械的に動きますよってだけの話しで接点の接触抵抗を保証するものではありません
この使い方だと接点に直流電流が流れないため、思ったよりも早い時期に接触不良を起こすだろうと予想しています。

出来上がったのがこちら

JC-AUDIO-BTDAC完成

JC-AUDIO-BTDAC完成


9Vのスイッチング方式のACアダプタを使って聴いてます。

さてさて、音の評価については、まともな音源を持っていないのでアレですが
よほどの拘りを持ったマニアでない限り、このJC-303 Bluetoothユニット+LPFは良いと思います。

boss

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3 月 13

綾波レイ
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