9 月
30
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NASを整備
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Network Attached Storageこれを略してNAS
ネットワークに接続して共有するディスク装置の事だと思ってください。
客先のNASがどうも不安定な事がつづき、ある日エラーコードを表示しているとのこと
調べたら、それはメーカーに送り返して修理してもらう必要があるらしい
メーカーサイトの情報を読むとシステムエラーが発生した時に表示するエラーコードのようだ。
問題はこのまま使い続ける事はできない
さりとて修理に送ると、いつ戻るやら?
その間仕事を停めれない
代替機を用意したにしても現場に合わせて設定をしたり、修理完了後の入替えを考えると費用が高くなるだけ
ということで新しい装置を買ってもらった。
不調なNASを持ち帰り廃棄処分にしようと思っていた
ホコリだらけで痒くなりそうなくらい汚れてる
分解掃除するなら正常に直せる事が前提である
そこでダメかも知れないがファームウェアを最新に入換えてみることにした
とりあえず何とか起動はできたが何となく挙動不信
気にせずDLしてきたファイルでupdate開始
ははーん だめか だめなんだね
あの手この手で何度かチャレンジしてアップデートが完了できた
最新のファームウェアになってとりあえず落ち着いた感がある
このまま行けそうってことで お掃除開始
これは既に部品を外して掃除を終えた筐体です↓
パネル側の液晶表示が付いている基板は外していません↑
コントローラー基板と電源ユニットです↓
これはRAIDになっているNASで4枚のHDDを取り外したもの↓
ファンも取り外して掃除してます↑
あれこれ掃除して組み立てたのがこれ↓
HDDを取り付けた状態がこれ↓
この機種は約300GB仕様のモデルですがRAID5に設定すると約230GB程度が共有ディスクして使えます。RAID0の設定もできますが全く冗長性のない使い方はしたくないので容量よりも安全性を重視です。
ところで、このモデルは2TBの仕様まで当時販売されていました
ということは、どうせ今のHDDは既に年数が経過して信頼性も下がっているはずですから捨ててしまって500GBのSATAディスクと交換すれば2TBになりRAID5で約1.3TBほど使えるようになります。
ついでに消費電力を計ってみました「現状での部品構成です」
起動時に116W
アクセスしていない時で38W
ディスク書込み時は40W程度でした
思ったより電気を食いませんね、背面のシールには57Wと書かれています。
ファームウェアを最新にしたらそれなりに調子よく使えるのが分ったので活躍する日が来るかも