キャッシュバック USBメモリーを復元
11 月 23

SSDを使ってみました
評判通り速いのでしょうか
買ったのは予算の都合でCSSD-S6T256NHG6Qで東芝製SSD HG6採用と書かれた256GBのSSDです
本当はこれの512GB仕様のが欲しいのですが高くて買えないです
この256GBで何とか目的の環境を整えてみたいと思います。

※一般的にSSDは残容量50%程度までを使える容量の上限とするのが性能維持に重要と書かれた記事が目立ちます(これは都市伝説か?)ので上限は256GBの半分にあたる128GBと考えて取り組みます。
今回のテスト機は以下の構成です
M/B  ASUS/H97M-PLUS
CPU  i5-4460
SSD  CSSD-S6T256NHG6Q 起動ドライブとして使用
HDD  WD/RED 1TB7200rpm データ用ドライブとして使用
memory 16GB(8GB×2)
OS  Windows7pro/64bit
グラボ AMD/FirePro W2100

数字で見た方が分かりやすいと思いますのでベンチマークテストしました
起動ディスクとして設定したSSDとデータ保存用にHDD(2.5インチではありますが)も取り付けたので、それぞれの結果が以下の通りです。
なんだか、凄い違いますよね。

こっちがSSDです。↓

ssd

それからHDDはこれです。↓

hdd

これらのテスト結果を見ると、SSDってすごいなぁーって思いませんか?

Windowsの起動も速いですね
もちろんインストールした、どのアプリケーションも起動が速いためストレスなく使えます。
でも、全てのソフトが快適になったわけじゃないんです
日頃使っていて遅いなぁーと感じるのがキヤノンのデジカメ用に使っているRAW現像ソフトのDigital Photo Professional4(DPP4、一部のカメラのみ対応)です。

DPP4は64bitネイティブとなってます
DPP3(こちらは32bitです)も使ってますが、それと比べたらDPP4は処理が速いとメーカーは謳ってますが、起動に時間がかかるし重いソフトだと感じます

このDPP4を今回のPCにインストールしたら快適になるのかな?

試してみると起動速度は速くなりました(若干速いかなって言う程度ですけど)
SSD側とHDD側に同じRAWデータを200枚ほどコピーして、それぞれ操作してみました。

結果から言いますと、殆ど差がないですね
RAWデータは1ファイルあたり25MBから30MBあります、この程度のファイルを読込みするのにHDDの転送速度でもネックになっている様子は感じられません、このことからDPP自体の処理速度に問題があるようです。

このDPP4を快適に使うにはi7の方が良いのかもしれません
予算に余裕があればi7とSSDの組合せってことでしょうかね
最初から最新のMac PROを買った方が安くて手っ取り早い気もしますが・・・

試した結果、共通しているのは各種ソフトの起動と終了はSSDが速いです
しかし、読込んだデータを処理するのに時間がかかるソフトはSSDとHDDの差が殆ど出ません。

256GBのSSDの値段で3TBのHDDが買えると思うのですが
私の利用環境ではSSDは必要ないと考えてもいいように思いました

ノートPCにSSDを搭載するなら良い組み合わせだと思うのですが、デスクトップ機の場合は現状高価なSSDを選ぶ理由は特にない気がします。
そんなわけで高価な512GBではなくて256GBの方を買って良かったかなって思いますし
SSDの価格が今よりも一桁安くなるまでは買わないことにしました。

補足ですがハイバネーション、ページングファイル、プリフェチ、復元ポイント等は不要なので停止させています、ただしページングファイルは様子を見て1GB程度割り当てするかもしれません。
今のところOSだけなら15GBほど使ってますから、あれこれソフトを追加してもSSD側は30GB以内に収まると思います。

boss

written by boss