9 月
25
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Mini-ITXを使ってみた。
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Mini-ITXがすごい進化してるので使ってみました
選んだのはこれ→ ASUSのP8Z77-I DELUXE 詳細はここらに載ってます
必要なものは全て搭載されているから私は満足してます。
次に、これを入れるケースを物色していたらサイズとデザインでS790H-200W(株式会社ファスト)にしました。
見るからにお粗末な電源ユニットが内蔵されていますがこの製品に限らず電源付きPCケースはどれを見ても似たような傾向です。
ODD(平たく言うとDVDドライブのこと)はスリムタイプ(ノートパソコン用)でHDDは2.5インチを使う事になります
HDDは2箇所搭載スペースが用意されていますがODDの下は電源ユニットもあり熱的に不利なため、ここは空きスペースとし後方部CPU上に取付金具が用意されているので、そこを使いました。
電源ユニットから出ている電源ケーブルがちょっと届きそうにないのとHDD用SATAケーブルは付属していないので電源とSATAコネクタが一体型になったケーブルを別途用意しました。
P8Z77-I DELUXEのSATAコネクターの位置の都合でS790H-200Wに付属のODD用接続ケーブルはマザーボード側がL型のため取り回しが悪く別途ストレートタイプを用意しました。
CPUはi5-2500K、メモリーは8GBとしWindows7の64bitを使用
P8Z77-I DELUXEはMini-ITXですが拡張スロットが少ないだけで基本性能はとても良いと思います。
心配なのは電源ユニットです、それもあってマザーボード側のレギュレーターがしっかりした作りのマザーボードを選択しました。
どんな感じに仕上がるのかOSのインストールを始める事にします。
おー 一発目から驚きました
煩い 煩すぎるぞ ファンの音が半端なく煩いです
騒音を我慢してとにかくセットアップを続けます、OSや必要なソフト類をインストールして一旦電源を切り、温度の上がり具合と騒音の原因を調べる事にしました。
心配したとおり電源ユニットはかなり熱くなりますね、煩いファンは電源ユニット内の冷却用でした。
電源を分解してファンを調べました、40ミリ角10ミリ厚が使われててファンコントロールはされていません、軸受けが悪いです、回転部分のバランスもかなりずれてますね、煩いしファンとしての能力はとても低いと感じます。
この電源ユニット内のファンとは別に筐体内の冷却用にもう一つ60ミリ角で15ミリ厚のものが取り付けられています、これは吸出し用に取り付けられています。
この2つのファンを取り替えました、吸出し用の60ミリ角の方は国産の信頼性の高いものに交換しました厚みも25ミリにしましたがギリギリ取り付けできました、ついでに風の向きを電源ユニットに吹き付ける形で取り付けました。
電源ユニット内のも国産にしたかったんですけど入手できなかったので幾つか選んだ中で良さそうなものを一旦分解して軸受けの注油をやり直して取り付けました。
この結果、静かになったのと電源ユニットの外側の温度は最初よりも格段に低い状態を維持できるようになりました(肝心な電源ユニット内部の温度はそれなりに上昇はするはずですが極度な高温にはなりにくいと思います)。
話が本題からずれてしまいましたがこの頃のMini-ITXは楽しめることが分かりました、少なくとも私がメインで使っている2年くらい前に組み立てたタワーモデルよりもP8Z77-I DELUXEの方が高性能です。
Windows7に標準で搭載されているエクスペリエンス インデックスで計測した時のがこれです
チップセット内蔵のグラフィック能力でもこれくらいの数字がでれば十分実用性能です
プロセッサの7.5はCPUなりの能力評価と感じますが
メモリーの評価が7.8と、とても高いみたいです
ここは容量を多くしただけではこの数字はそんなに上がりませんからマザーボードのバランスが良いのでしょう。
その他、HDDの接続についてはP8Z77I自体は6Gb/sのポートが用意されていますが、今回使ったHDDが3Gb/sのタイプなので7200rpm仕様とはいっても毎度お馴染みの5.9に留まっています。
今回は私にとって初めてのマザーボードを利用しましたのと小さいケースを選んだのでクーリングについて気になりました
そこでマザーボードに付属のユーティリティでCPU温度を表示させてみたところ通常利用で41度くらいです(室内温度26度)。
少し負荷をかけてみたところ(全コア100%の状態にして)51度くらいに上がりました、この時のVcoreが1.14Vくらいでした
長時間こんなに負荷をかけることもないので平常時はVcoreが0.84V程度で41度あたりを維持しています
このマザーボードは負荷に応じて電力管理が上手く行われているみたいなので良好な部類だと判断しました。
ついでに今回のパソコンの消費電力は45W前後です、最大負荷時は90Wを超えることもありましたが・・・
Mini-ITXと言えばATOM搭載モデル程度かと思っていたら、いつの間にか進化してたんですね。
余談ですが
この頃 京楽はゼブラが出ても当たりません。