7 月 18

ぺるけさんとこの「トランジスタ式ミニワッターpart2」です
前回、正負両電源の19V版(最終版)を作ったというのに、初期型の単電源仕様のpart2を作るのは本来なら有り得ない事です
逆行も甚だしいこの流れは、変態の愚行と言わざるを得ないことです

but 探求心と好奇心には逆らえない

先に、感想を書きますと
この12V単電源仕様のOTLアンプは とてもいい音がします 僕はこの音の感じ すきですね
差動回路で構成した優等生には 出せない味がある
回路は簡単だし、FETの選別に悩まなくていいし、省エネ 

蛇足ながら付け加えると
回路は簡単ですが、個々の回路の動作点が絶妙にバランスして成り立つ設計がされています
僕が最も悩まされたのは2SC4408が無いためこれの代替品を何にするかでした
ぺるけさんは2SC2655でもいいように書かれていますし僕の手持ちにもありますが使う気になりません
手持ちの中から2SD882のデータシートを確認すると2SC2655よりは2SD882の方が得策かなと思います。
回路の勉強にもなりますし音も良いので、トランジスタアンプの自作初心者の方にも迷わずこちらをお奨めします。
※追記 手持ちの2SC2655は調べたらランクYでした、hfeは190程度でした、GRの方を買っておけばよかったと後悔
2SD882はランクP(秋月電子)で今回のアンプに使ったのは280くらいあります
ネットで見かけた情報で2SC3422を使っている方がいましたが、hfe低すぎて面白くないかな・・・

参考サイトはここです
http://www.op316.com/tubes/mw/mw-12v-p2.htm

回路図はリンク先にもあるのですがこれです

トランジスタ式ミニワッターpart2

トランジスタ式ミニワッターpart2

オリジナルの回路は上記の通りですが
実際の制作にあたっては、電源を左右別々に供給するので+12Vのところにある1Ωは省きます。
それと利得が足りないので負帰還回路(AC帰還)の560Ωは1.1KΩにしました。
その他、細かい事でいうとzobelフィルタはぺるけさんは平ラグの都合でスパークキラーを使われていますが
僕は0.1μFと33Ωを取り付けています。

トランジスタは次の通りです
2SA970BLは無かったので2SA970GRを使用(樫木総業)
2SC4408は手持ちの2SD882を使用(秋月電子)
2SC4881と2SA1931は(樫木総業)

帯域調整用にオリジナルでは2SC4408に220PFを入れていますが
2SD882を使った場合の特性が今は不明なのでとりあえず100PFにしています
基板上にはパラってもう一つコンデンサを入れられるようにしているので気が向いたら追加調整をしてみようと思います。

樫木総業で買った2SC4881は長期在庫品なのでしょうよ
足が錆びてて半田が乗りません、取付前に丁寧に磨いておく必要があります、これマジで疲れました
同様に2SA1931もその傾向があり取付前に足を磨きましょう。

12Vの単電源仕様で片チャンネルたったの4石で回路は簡単です
左右それぞれに3端子レギュレータを通して12Vを供給するよう計画しました、ですが整流回路は左右共通です。

手持ちになんか電源トランスくらい転がってると思っていたら、無かったのでとりあえずノートパソコン用の電源アダプタで直流の19Vを供給して仮動作させてます。

トランジスタとバイアス用のダイオードは選別しました、トランジスタよりもダイオードの選別の方が手間ですねぇ
テスターである程度の近似値のものを選び出しても、僅かな環境変化で数値が変動するため30mAの定電流回路を急遽用意して特性を測り選別しました。
トランジスタはHfeの計測のみで選別しました。

いずれにしても実働時には個体差がでますから、それなりに落ち着くとは思いますが選別に手間をかけておけば、いい感じに収まると思います。
ただし、抵抗は測りませんでした
これ実際に計るとけっこうバラついてて気になります(普通のカーボン抵抗は偏差が大きいです)、だから闇に呑み込まれないよう抵抗の誤差は無視する事にしました。

今回も基板を特注しました、だから組み立てるだけの簡単な作業です、ついでに正負両電源の12V・15V・19Vに対応できるようにした基板も特注したので今回は2種類のミニワッターを組み立てました。

12V単電源仕様の基板です、部品を途中まで取り付けたところです
トランジスタ式ミニワッターpart2の基板

一通り組み立て終わって仮配線で鳴らしている様子
トランジスタ式ミニワッターpart2 仮設動作中

ついでに正負両電源ミニワッターの15V版として組み立て終えた基板です

トランジスタ式ミニワッター15V版part5仕様

トランジスタ式ミニワッター15V版part5仕様

今回のアンプですが、終段のトランジスタには3ミリ厚15ミリ幅のアルミの棒を34ミリ長に切って、放熱器としています
アイドリングを測ったら91.25mAと92.91mAで左右の差は2mA以下の差なので選別した意味もあったのかと思います
※0.68Ω自体の個体差があるため端数にたいした意味は無いと思います。
そして、それなりに熱くなりますが気休めの放熱器でも有効に働いているようです
アイドリングを下げるように部品交換等の調整は行いません
もし、この記事を見てお作りなる方はバイアス用のダイオードUF2010は1NU41に変更すればアイドリングは減るはずです。

3端子レギュレータを載せていますが、これも熱をけっう出しますので放熱器を付けてます
電源の利用効率が悪いため電源部のロスは無視できないのですが全体の総合計消費電力はアイドリングで6Wくらいなので気にしない事にします。

そのうちケースに入れようと思いますが、今しばらくはバラックで楽しみます。

余談ですが特注基板は10枚で送料込み2,700円くらいです(値引きクーポンがある時はもっと安いです)
平ラグは15P(15P2列のアレね)のものだと通販で500円から800円程度+送料とか他の手数料(代引きとか)
安くても合計で2チャンネル分が1600円以上はかかりますよね
これ地元の広島で買うと15Pの平ラグは1000円くらいするんですよ
2枚で2000円 バカらしくて買う気にもならない
つまり、基板を特注した方が割安感があります
僕は子供の頃の感覚が未だ抜けないので平ラグなんて100円の認識です それが1000円ってぶったまげ

■2021年7月21日 追記

先の説明で終段のバイアス回路用ダイオードの件について触れました
アイドリングを下げたかったらUF2010を1NU41に変更するといい・・・

ここで
ちょっと まった ですな

ぺるけさんの設計説明の中に以下のような事が書かれています

—-ここから http://www.op316.com/tubes/mw/mw-15v-p5-report.htm からの引用
2つめは、出力トランジスタの温度上昇と連動して与えるバイアス電圧を下げてやる方式・・・温度補償という・・・です。SEPP回路のバイアス兼温度補償回路としてシリコンダイオードを2本直列にしたものを使いました。シリコンダイオードの順電圧は、トランジスタのベース~エミッタ間電圧とほとんど同じ電圧、同じ温度特性を持っているため、出力段に適切なベースバイアスを与え、かつ出力段の熱暴走を防ぐためによく使われます。これが最も回路としてシンプルかつ廉価です。ところで、入手容易なシリコンダイオードの順電圧を実測してみると、以下のようになりました。

シリコンダイオードの順電圧=1S2076A>PS2010>1N4007>10DDA10>UF2010>1NU41>1R5NU41
—-ここまで 

19版part5を組み立てる時は半導体セットを頒布してもらっていたので何も考えず
そのセットに含まれる1NU41を使いました。

今、僕が持っているのは樫木総業で買った1NU41です
外観は少し違ってます、頒布してもらったのは一般的な形状でリード線が長いです
樫木総業で買ったのはリード線の長さが半分くらいかな(つまり短いです)、これはリールテープ式になっているのでモノ自体は同じだろうと思いますが不明です。

気になる事があるので手持ちの範囲で何種類かのダイオードを測ってみました
結果はぺるけさんが書かれている通りの順に並びます

テスターのダイオードモードで計測したとき
シリコンダイオードの順電圧=1S2076A>1N4007>UF2010>1NU41>ER504(ファストリカバリー)

しかし、この順はテスターのダイオードモードで測った時の結果です。

これを32mAの定電流回路を使って、ダイオードに実際に電流を流して電圧を計測すると異なる結果になります
※アイドリングでそれくらい流れているので実働状態に近いと思います。
シリコンダイオードの順電圧=1NU41(0.811V)>1S2076TA(0.791)>1N4007(0.751V)>UF2010(0.736V)>ER504(0.588V)(ファストリカバリー)
となり1NU41が最も順方向電圧が高いです。「()内は実測値」

これはどう考えるべきなのでしょうか
テスターのダイオードモードはこのような目的には判定基準には成りえないと思えてきました

それと1S2076Aは樫木総業で買いましたが届いたものには1S2076TAと印字されていて全く同じものなのか違うのかは不明です。

つまり、アイドリングを下げようと思ってUF2010の代わりに1NU41を使ったら余計に増えるってことだと考えています。

次の連休明けまで忙しくてテストできませんが
これを検証するには、今回組み立てたトランジスタ式ミニワッターpart2の回路に使っているUF2010を1NU41に付け替えてみるのが一番手っ取り早い気もします。
ついでにファストリカバリのER504はデータシートでは順電圧1.25Vとなっていますが、これどうして0.588Vなのかもさらに勉強しないとダメですね、実験時の電圧電流が低くて正しい測定ができていないのでしょうかね?

2021年7月25日 追記
なんとか時間を作ってダイオードの件を確認しました。

UF2010では92mA程度のアイドリングが1NU41に変更したら166mAになりました
つまり定電流回路を使って32mA流した状態で計測した順方向電圧の通りの結果になりました

これは、テスターのダイオードモードでは何の参考にもならないということで自分なりに納得できました
ですが1銘柄のみのチェックで選別をするのには問題ないと思います。

そうすると、ぺるけさんが当時大量に購入されたと推測される1NU41と
僕が樫木総業から最近買った1NU41は別物と考えられます(なぜ同じ型番でここまで特性が違うのかは不明です)
ぺるけさんの記事によると正負両電源の19V版は1NU41以外だとアイドリングがかなり増えると書いてありますから
これから自力で部品を集める人は意図としない結果になりそうですね
蛇足ですが今回使ったUF2010と1NU41の順方向電圧の差は僅か0.06Vなんですけどね 恐ろしい事です

boss

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6 月 02

ぺるけ式ミニワッター
トランジスタ式ミニワッターPart5 19V版 完成しました

ようやくケースに入れて概ね完成です、概ねっていうのは廃材などを使って配線したので
入力側のシールド線がなんとなく細くて気になってるからです。

このSEPPアンプの件については「ぺるけ」さんがとても詳しくデータと合わせて書かれていますので詳細はそちらをご覧いただくと良いです
なんせ、基本的に、その記事のまま作ってるから改めて説明の必要は無いと思います。

ここを、とにかくお読みください (クリックすると別窓で開きます)
http://www.op316.com/tubes/mw/mw-19v-p5.htm

ぺるけさんのと違うのは
ユニバーサル基板を使わず専用に基板を特注して用意したこと
電源部は簡易ではありますが正負両電源回路としトランスを使っていること
この2点ですね

片チャンネル分の回路図を載せておきます
電源トランスについて、回路図は手抜きで書いてますが、実際にはトライダルコアの電源トランスが1個で、12V/1Aの出力が2回路あります。
その12Vラインを左右のチャンネルで独立した回路としています。
19v-seppamp

ここで、ちょっと寄り道
僕はトロイダルトランスって良い物かと思っていたら、そうではなかった
手持ちのカットコアトランスと比べたらトロイダルトランスは予想以上にリーケージフラックスが多くて驚いた
しかも半波整流で使うと磁化してやがてショートするらしい(ほんまかいな それはいつ起きるんだ?)
なんであれ このケースに何か入れようって思い込みもあり それが今回のアンプなんですが
スペースの都合で好きも嫌いも無く、用意したトロイダル電源トランスを使います。

時を戻そう
両波倍電圧整流回路が原型でコンデンサーの中間点を0Vライン(グランド)とすることでプラスマイナスの両電源としています
12Vを整流した15.5V(負荷をかけた状態)ほどを三端子レギュレータで9.3Vにしています。
とにかくシリーズレギュレータだし、こんな整流回路なので効率が悪いのが欠点です。

ケースは40年以上前に買って保管しておいたものです、以前にデジタルアンプとトランス式USB/DACもこのケースに入れました
手持ちはこれで最後です
幅200ミリ 奥行160ミリ 高さ55ミリ 外寸です

下の画像が部品配置を考えている時です
部品配置を考える

熱的に厳しいだろうなと思いつつも今さらあとへは引けず
電源部の基板はこのあたりが都合がいいのです、ここだとパネルを外すと電圧が調整できるので・・・
放熱は筐体で行います、このケースは1.5ミリか2ミリくらい肉厚があるので丁度いい放熱器になりそうです。

基板やトランスの配置が決まったらリアパネルの加工です、これが一番嫌いなんだな、とにかくACインレットの加工が憂鬱です。
でもここも避けては通れないので一気に加工しました。
rear-panel

続いて仮配線をし全体を囲って過熱具合をチェックする事にしました。
ceb2-test

これ↑にパネルと上蓋を付けて1時間程度鳴らしてみました
んー やっぱ熱いぞ 熱気ムンムンですなこりゃ

それと もっと驚いたことに音が歪む アレ? なんで
バラックでテストした時は気付かなったけど・・・
でもね原因は分ってる あのコンデンサーだな 最初は行けるかと思ったんだけど、テストするたびに歪みが激しくなりました
秋月電子で買ったオーディオ用のフィルムコンなんですけどね
そこにはこんな事が書かれています
「Faithful Link社のフィルムコンデンサです。無誘導構造、自己修復性、小型を特長とします。ケースに入れエポキシで充填してあるため、耐湿性があります。特性がよく、ひずみも少ないのでオーディオ回路に最適です」
このフィルムコンが原因と思っていたので、カップリングコンデンサを使わない方へ入力線を切り替えて鳴らすと、全く歪むことなく、しかも音が良い
DCアンプだから万が一を考えるとコンデンサーは入れといた方が安心です
とりあえず、サイズが大きくて使いたくなかったんですがマイラーコンに替えてみるとOKです、ぺるけさんはこのマイラーコンを使われてますね。
画像を載せてサラシモノにしてみよう
黄色いのが歪もフィルムコン
黄色いのが問題のフィルムコンです、右端がマイラーコン、真ん中の黒いのはヒューズです。

Bass-Boostにも、これ使っているので、この黄色いのは全部外してwimaのフィルムコンに変更しました。

あれやこれやと作業を進め最終テストをするために仕上げています
最終テスト

やはり筐体内に熱がこもるので上蓋に通風孔を開けました6φのキリで34個の穴を開けてみました。
cooling

アンプ終段の放熱器の上に穴を開けてます、けっこう効果があるみたいで15度程度の温度低下がありました
テスターに付属のセンサーで温度を計測してみると(室温25℃)
スイッチを入れて音楽を鳴らしたまま2時間後に計測したところ、
終段のヒートシンクは74度
ドライバー(2SA1359)は69度
電源部整流用ダイオードは54度

それと、DCバランスの調整ですが、僕は冷間時(スイッチon30秒以内のデータ)に設定しました
事前にデータをとる必要はあります
先ずスイッチon直後の電圧を測り、ギンギンに熱くなった時のを測る
極限状態ではどうだか知りませんが僕の体調に合わせた室内温度を基準にした場合の話しですが
室温25℃で上記のテストでは最大プラス1.5mV変動しました。(通風孔無しの状態)

それで冷間時マイナス0.7mVに調整しておきました
するとギンギンに熱くなっている2時間後は約プラス0.7mVでした

その後、上蓋の通風孔を開けたので、現在は2時間後に0mVです
どちらのチャンネルも同様です。

炎天下の屋外使用は危険ですが、室内で過ごしやすい環境の中では問題ないと思います。
これ以上の深追いも計測も意味が無いのでここらで止めときます。

電源が正負両電源で、レギュレータの立ち上がりが正負で少し違うのだろうと思いますが
ポップアップ音はとても小さいです
それと、手持ちのアンプの中では、今回のが最も入力感度が低いです。

終段のアイドリングは全体が熱くなり回路が安定した状態では約138mAとなりました(左右の差は1mAくらい)。

総評
自作慣れしてるせいか、しかもPCB化したことでミスは起きにくく作りやすさだけが印象に残ってしまった
言わばバカチョンだなって思う
正直言って、これはキットの組立と同じで自作しましたとは口が裂けても言えないし言いたくない

1つ大事なことは、こうも簡単に作業を終える事が出来たのは「ぺるけ」さんの設計の良さと詳細な回路説明と選別品の頒布に尽きる
その事については感謝
今回はただの猿真似なので自作とは言わない代わりに 組立完了 とさせていただきます。

2021年6月8日 追記
いまのところ毎日このアンプで聞いてます
音は良いのかもしれませんが僕には音の良し悪しは相変わらず分かりません
まともな入力ソースが無いので判断基準すら無く、良いも悪いも語るところでもないのですが
自分の好みで無いのは分ります

悪(灰汁)が無いと言うか良すぎるのかな?
以前に作った、あの特性の悪い6SN7パラシンがやっぱ好きだな

今回のアンプは音を出してすぐに感じたのは
あー やっぱね トランジスタ音だな、しかも差動回路特有の音がする

両者の決定的違いは2次歪みなのかなと思ってみたり
ぺるけさんの回路は優等生過ぎるのかもしれない。

2021年7月11日 追記 最終仕上げで完成
本来ならあれこれ計測すべきなのでしょうが
耳で感じた結果のみで判断し必要があれば対処するという流れでやってます。

でっ 最終的に変更したのは電源部
ここの整流後の平滑コンデンサを1000μFから2200μFにしました、全部で4個を変更です
4400μF(基板裏付けにて仮対応、表の2200μFと裏付の2200μFってことです)でテストしたけど
最終的に2200μFとしました。
※1000μFだとフルパワー時に、電圧が変動している気がしました。

それと、入力周りの配線をシールド線を止めて、普通の線を軽くよじって配線しなおしました
基板等を一旦外したついでに、あっちもこっちも可能な限り、配線はよじってみました。

完成時の内部の写真をアップしときます

ぺるけ式ミニワッター19V版完成

ぺるけ式ミニワッター19V版完成

予告
ミニワッターpart2の12V単電源の回路と正負両電源「12V・15V・19V」に対応した基板も特注して手元に届いているので、仕事の合間に組み立てる予定です。

boss

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5 月 16

まずは お詫びを
ぺるけさんはペルケではなくて「ぺるけ」とひらがな表記だったんですね 失礼しました。

さて、連休前からまさかの忙しさとなり結局休みをとれなかったので完成できませんでした
今月はもー無理かと思います

そうは言っても基板化しているのでせめて部品くらいはつけて遊びたい・・・
連休前にすでに手が付けられないのが予想できた時点で電源部も基板を特注しておきました
回路は考えるのもめんどくさいからLM317・LM337で正負電源を構成しました。

すでにこの電源部の基板も届いています これです

正負両電源の回路と基板

正負両電源の回路と基板

電源用のトロイダルトランスはエレショップで12V×2系統 夫々1A仕様というのを買いました
※たいした性能のトランスではないから期待しない方がいいですよ、小型ケースにいれるのに仕方なく選んだだけです。

とりあえず昨日の事ですが、急遽部品を付けて仮で動かしてみました

まずは抵抗から取付です
基板に抵抗を付ける

どんどん付けていく
背の低いのから順に取付

終段の放熱に2ミリ厚のアルミを切り出して曲げたり穴開けたり
ぺるけ式19V版ミニワッターのヒートシンク

基板にヒートシンクとトランジスタを取り付けます
この時、バイアス用ダイオードと電源ラインのコンデンサは後回しですよ
終段部取付

そしたら、ダイオード(D2・D3)を取り付けます、本来はトランジスタに密着させるのですが、ここではヒートシンクにシリコングリスを塗って密着させています(かなり熱くなると思われるのでここでもOKです)
バイアス用ダイオードを取り付け

続いてささっと配線し動作確認
ぺるけ式ミニワッター19V版へ通電テスト

いきなり通電し電圧等を確認しました
これで動かないようなら、KiCADに回路図を描いた時点でミスってることになります(僕はミスしないので・・・)

へー そうかぁ 片チャンネルはアイドリングが多いですね
通電直後 1台は170mA 他方は250mA この時の電源電圧は±9.3Vに設定しています
80mAも違うのか・・・ いやだな 嫌いだ
あれこれ電圧をささっと確認します

因みに通電後15分以上経過すると差は36mAとなり全体が落ち着いてきます
初段のFETは流石にぺるけさんの選別品です、VR1の10Ωは取付前に真ん中に合わせておきました
SP出力の電圧はどちらも2mV以下でバランス調整の必要がないくらいです

1時間放置後に再度電圧等をチェックしますとアイドリングは36mAの差で変わらずです
全体的に通電直後よりも電流は減少し終段のアイドリング電流は138mAと174mAの状態です。

ぺるけさんの説明を読むとこの程度の事はトランジスタアンプでは問題ではないらしいです。

そんなことを信じて無視するような性格ではないため、あんちょこな対処法を考え処置しました
アイドリングが低い方に合わせたいので高い方の基板に対して細工をしました
D2の1NU41に抵抗を並列に接続します、最初に半固定抵抗であらかた検討を付け実測結果の60Ωをパラると7mAの差になりました、実際には52Ωを基板の裏に取り付けています、これで5mAの差です
この5mAの差は通電後5分以上経過してからの差です、このまま1時間以上経過しても同様な値です。
さらに深追いをしてもいいのですが、抵抗を並列に入れたことで温度補償の効きが悪くなり、無理に追い込むのは良くないです。

反省点としては全く気にもせず手に取った部品を基板に取り付けて行きましたが、1NU41については偶然にも順方向電圧の高い組み合わせと低い組み合わせになるようなことが起きたんだと思います
次回は事前に測定し、上手く組合せをしたうえで取り付けるつもりです
今回は抵抗で誤魔化しましたが、本当はダイオードを4本とも外して計測し、ベストな組合せで取り付けし直すべきなのかもしれませんが、こだわる割にはめんどくさがりなんですね。
個々の部品のバラツキがあり、その積み重ねで差が出るのは当然なのですが、差があり過ぎるはマズいかと思います。

因みに、そのダイオードの誤差ですが0.05Vくらいの差です、もう少し分かりやすく言うと設計上のバイアス電圧が0.7Vのところが0.75Vになっていた程度の誤差と言う事です。

電源部は3端子レギュレータを使いました、予想通り超過熱(80度を少し超えてます)します、仮設で取り付けたアルミ板のサイズでは足りないのは分っているのですが、仮なのでよしとします。

ついでに過熱したまま鳴らしてみました
音は良いと思います、例えばギターは玄一本一本がきちんと聞こえてきます、なかなかいい感じです
過去に作った真空管アンプと比べると、音楽のジャンルを気にしなくていいオールマイティーな気もします
一音一音が際立って奥行感もあり、下から上までクリアーで素性の良さを感じます。

とりあえず、今回はここまでとします
思った以上に熱が出るため、小型ケースへ入れるのはマズい気がしてきました、そのうち気が向いたら完成させたいと思います。

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4 月 28

今回計画しているのはトランジスタ式ミニワッターPart5 19V版です

ここにオリジナルの記事がありますので詳細はこちらをご一読ください。
http://www.op316.com/tubes/mw/mw-19v-p5.htm  19V版

http://www.op316.com/tubes/mw/mw-15v-p5.htm  15V版

かなり前にペルケさんから半導体セットと抵抗セットを頒布して頂き、そのうち作ろうかなと思い温存しておりました。

一応回路図を載せておきます(アンプ部のみです)

ペルケ式ミニワッター19V版

ペルケ式ミニワッター19V版

この19V仕様と15V仕様は回路図自体は同じです、今回は19V仕様を作りますけど後日この回路図を基本として10V仕様を作りたいと思っています、つまり±5V仕様のアンプです。
当然そうなるとトランジスタを含めて各定数の変更が必要ですが回路自体は大きな変更は必要無いと思ってます。

諸々考えると都度ユニバーサル基板で作るのは面倒なので専用の基板を用意する事にしました

基板CADを使ったことが無いのでネットで調べてKiCADが良さそうだったのでインストールして使ってみました
手探りで始めましたけど何とかガーバーファイルまで漕ぎ着けたので早速Fusion PCBへオーダーし10日程で受け取れました。

この5月のGW中の工作として計画しているので、連休が始まる前に必要な部品が揃えばいいかなって感じでやってます
写真にある通り基板はモノラルですから2枚使います、
特に小型化するつもりは無いので抵抗は全て寝かせています、信号経路・電流ループなど吟味してパターンを設計しています。

一通り本日の時点で主要部品は揃ったので記念撮影などしてみました
ペルケ式ミニワッター19V版部品一式

ペルケさんのオリジナルはACアダプタからの単電源を疑似両電源にするようになっていますが、電源は内蔵し両電源を組む予定だったのでこの基板には電源回路は載っていません。
ただし、オーディオ信号は3300μF×2のところまでがループ内となりますから、そこのところまで実装できるようにしています。

電源部は両電源をつくるにしても、どんな回路にするかはその時点では決めていなかったので電源部はユニバーサル基板で作る事とします。

写真には載せていませんけどケースは手持ちので何とかなるように思います、それとヒートシンクはアルミの板から切り出すので、それらは製作を始めたら適時加工をしようと思います。

次回は実装状況を書いてみたいと思います。

話は前後しまくりですが、いまどきこんなアンプを(悪い意味ではなくて)作る人はいるのだろうか
なんとなく旬をとうに過ぎている気がして・・・

余談ですが
KiCADは僕の好きな古典的なアナログ高周波回路に適したシンボルやフットプリントがないため以前から気になりつつも使いませんでした、今回のアンプを作るために操作を覚えたら足りないものは比較的簡単に作れるのも分かったので今後の制作が楽しみになりました。

boss

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3 月 30

PHANTOM 4 PRO(P4P)のプロペラ マウンティング プレートを交換しました。

前回のフライト時にはいつもと違う事が2件発生

1つはCrystalSkyの5.5インチの方がフライト中にフリーズして表示できなくった事

もう1つはフライト前にプロペラを取り付けるのですが、4つの内1つだけ妙にガタつきが大きい事

故障したCrystalSkyの方は、送信機での操作は問題なくできるので故障後も慌てずP4Pを着陸させて、CrystalSky7.85インチへ交換して再びフライト・・・
5.5インチの方は、ただの誤動作だと思うのですが再発すると面倒くさいのでその日は7.85インチの方を使ってフライトすることにしました。

それより気になるのはプロペラの取付のガタです
本日もガタのあるままフライトさせましたが放置すると事故の元なので部品交換をすることにしました。

P4Pのモーター部に付いてるプロペラ マウンティング プレートは見た感じ問題無さそうなんですけど(老眼だからね)、ルーペで見たら僅かに部品が痩せているのが解りました
その痩せた面はかなりストレスがかかると思いますから消耗品と考えるべきなのでしょう
もちろんプロペラ側も痩せていると思われます
痩せてると言うのか、すり減っていると言うべきか・・・ どっちでもいいけど

とにかくプロペラ マウンティング プレートとプロペラは全交換しました。

分りにくいと思いますが下記のが、痩せたプロペラ マウンティング プレートです。

P4Pのすり減ったプロペラ マウンティング プレート

P4Pのすり減ったプロペラ マウンティング プレート


(クリックで拡大表示します)

予備と交換したのが下記の画像です

P4Pのプロペラ マウンティング プレート

P4Pのプロペラ マウンティング プレート


(クリックで拡大表示します)

ほんとに僅かな事ですけど、交換したらガタつきは無くなりました。
一旦ガタつきが出始めると益々ひどくなりますからフライト前後の点検は大事ですね。

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