Windows10 1903 PCからのEMI
6 月 13

WINGONEER TDA7498E 2×160W この中華デジタルアンプをケースに入れてみました。

フロントパネル

フロントパネル

リアパネルの様子

リアパネルの様子

僕は主にAmazon Echo Plusのライン出力を繋いで音楽を流しっぱなしで仕事してます。

YouTubeとかCDとかを聴くときはプレーヤーを持っていないのでWindowsPCのライン出力からデジアンに繋いで聴いてみました
これは、ゴミのような音ですね
使い物になるような音質ではありませんでした
Mac miniからだと、まあまあ使えますがWindowsPCはどれも音が悪くて嫌になります

同じApple製品でも手持ちのiPad(2017年モデル)とiPad mni4は音が悪くやっぱ気に入りませんが
iPod nano(手持ちの第3・第5・第7世代)とiPhoneSEと8Plusはなんとか使える気がします。

ほんとに入力ソースを持っていないので、手持ち品を手あたり次第に試した結果の印象です
とにかく、せめてCDプレーヤーでも買えばって感じですが、気が乗らないのです なんでだろー

スピーカーもパッとしないし、所詮は中華デジアンだし、いい結果なり期待したような音が聴けるなんてことは無い気がして

あれこれと思案した結果 USB-DACを買ってみました
これは秋月電子通商で売ってるキットのAKI.DAC-U2704 REV.Cを買いました
それと、改造用のパーツをネットで見つけたこちらで頒布して頂きました。

このキットを利用したUSB-DACを色々なものにつないで試したらMacだと少しレベル不足気味でWindowsだと音量レベルを2くらいまで絞らないと爆音になる事が解りました。

最初はこのUSB-DACもケースに入れる気が無かったのですが
その都度、線を差し替えたり、レベル調整にボリュームも必要になり、すべてをバラックのまま使っていましたが、さすがに面倒ですね。

諸々の事が重なり、ケースにまとめて放り込むことにしました
今回はデジアンの電源は前回までのトランス式は止めてスイッチング電源を使ってます
手持ちのをアレコレ試したらノイズが出ないのを2つ発見したので、今は19Vで6.7Aのを外付けで使ってます(もしかしたら気が変わって別の電源を作るかもしれないので、最初から内蔵させない計画です)

ケース・ツマミ・ロータリースイッチなどは40年前に買って使わずに保管していた物です
ロータリースイッチは4回路3接点なので、これを利用してUSB-DAC単体・USB-DAC+デジアン・デジアン単体の3通りで使えるように配線しています。

今回中華デジアンをケースに入れる際に、以前から気になっていたノイズについて調べたところ
アンプチップの放熱器から、かなりノイズの放射がある事が分ったので放熱器をアースに落とすために配線を追加しました
それと、このアンプはある程度過熱したらファンで冷却するようになっているのですが熱くなるほどパワーを出すことが無いのでファンは取り外しました。
更にローバスのコイル鳴きがあるような気がするのでエポキシで固めました。

こんな感じの中身です
inside-view

USB-DACは先程の部品を頒布して頂いた木村さんの記事を基にトランス式USB-DACとなっています。
この事については、こちらを参考にどうぞ、特にお勉強が足りていない人は必見です。
その記事にも載っていますが、僕は偶然にもそのトランスを40年前に入手しておもちゃ箱に入れてたので、それを利用しました。

基板をケースに取り付けるのに使うスペーサーはプラスチックでネジが切ってあるのを使っています
一般的に言う1点アースですが、DAC出力のRCAジャックとデジアンの入力用RCAジャックのところで行っていますので正確には4点アースです。
可能な限りアースループは作らないように配線を行っています。

最後にDACは光でも同軸でもなくUSBとしたのは、僕の持ち物としてはこれが一番汎用性が高いからです。

CDプレーヤー代わりに7年前のWindowsノートPCを使ってます、USB-DAC経由だとちゃんと使えますよ
パソコンを利用するとCD以外に音楽データやネット配信のものなど再生環境としては便利です
これで何となく中華デジアンで遊ぶのは卒業できそうな気がしてきました。

boss

written by boss